僕とヨメと、二人して出かけて帰ってきて、そーっと部屋の前に忍びよって、郵便受けから中を覗くと大抵こんなふうになっている。
そしてめったに鳴かないももすけが、「にゃん」と小さくなく。
ああ。
なんだかきゅんきゅんくるのですよね、この瞬間。
カレは僕らニンゲンとは比較にならない聴覚を持っているのだろうが、それにしても、どんなに忍びよってみても、必ず僕らの気配を察知してこのように扉の奥で僕らを待ち構えてる。
すごいすごい。
そしてなんか嬉しくなってしまう。
でも、僕らのうち片方がお出かけした場合は、こうはならない。
玄関から振り返っても一瞥すらしない。
カレにとって一番不安なのは、僕ら両方がいなくなる時だけ。
だから二人でお出かけして帰ったら、このように、寂しさ全開で僕らを迎えようとする。
お出かけが過ぎると寂しさを通り越して不満全開となる。
暴れる。
今日はヨメのおきにいりのインテリアを二つほど壊されてしまったよ。
あーあ。
でも寂しくさせてしまったから、おこるにおこれない。
そんなきぶんになるのです。
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